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【佐々木繁光】股関節瞬間操法の解説

こんにちは。
佐々木マニピュレーションドットコムの佐々木 繁光です。

佐々木マニピュレーション法セミナーDVD<四肢編>
https://sasaki-manipulation.com/dvd3/index_a.html

この「股関節瞬間操法」というのは宮本先生から伝えていただいたものです。

多分この「股関節瞬間操法」「イソガイ式療法」を宮本先生が簡単にしたものであると思われます。
そして私が更に分かりやすく簡単にしたものです。

ここでは素早く行っていますが慣れなかったり施術を行う患者さんの状態によってゆっくり行っても有効です。
そしてご自分でもできるものです。
ご自分で行う方法は、仰向けになり開きやすい側の足だけ内転気味に曲げるだけです。
10秒から1分ぐらいキープしてください。

注意点は我慢しないできつかったらその時点でご自分で解放してください
「真向法の第四動作」を片足で行うのとほぼ同じです。
この「股関節瞬間操法」での応用は「赤ちゃん」の施術としても私は用いています。
とても有効です。

赤ちゃんの場合は両足を内回転と外回転とに回すことを何回か繰り返すだけで体全体の調整になります。
「真向法」「野口整体の食べ過ぎた時のポーズ」、などは似通ったところがあります。

この「股関節瞬間操法」に加えて行う治療法としてはたくさんありますが特に腰椎3番と腰椎5番の操法が有効です。
佐々木マニピュレーション法セミナーDVD<腰部・骨盤編>
https://sasaki-manipulation.com/dvd1/index_a.html

是非お試しください。

そして、注意をして行うと「ギックリ腰」等、骨盤等の調整にも使えるテクニックです。
ただ「ギックリ腰」の場合は開き過ぎている反対側の腰が痛いときのみ有効です。
もう一つは顎関節は股関節と関連性が強いので顎関節炎にも有効だという事です。

「検査法」
「新・一瞬整体」の動診法で「横座り」を調べて歪みをチェックしてください。
新・一瞬整体
https://sasaki-manipulation.com/dvd6/index_a.html

その他仰向けの「パトリック・テスト」を行い開きにくい側をチェックしてみてください。
そして操法の後、再度検査をいたします。

「操作法」
例を挙げて説明いたします。
(右股関節が開きやすい場合又は「新・一瞬整体」の動診法で「ヒ」の場合)

①まずは患者さんに仰向けになっていただきます。
②両足を揃えて両手は足の方に下げてもらいます。
③術者は患者さんの右側に位置します。
④次に術者は患者さんの右ひざを立ててもらいます。
⑤次に術者は患者さんの右ひざに左手のひら、右足首に右手のひらを当てます。
⑥次に術者はそのままの体勢で両手で患者さんの右足を支えながら患者さんの右足の膝と股関節を内回転させます。
⑦何回か内側に回したら、瞬間的に膝を折り曲げて2カウントぐらい停止させます。
⑧この一連の動作を3回繰り返します。
⑨次に術者は患者さんの左側に位置します。
⑩次に術者は患者さんの左ひざを立ててもらいます。
⑪次に術者は患者さんの左ひざに左手のひら、左足首に右手のひらを当てます。
⑫次に術者はそのままの体勢両手で患者さんの左足を支えながら患者さんの左足の膝と股関節を外回転させます。
⑬何回か外側に回したら、瞬間的に膝を外に折り曲げて2カウントぐらい停止させます。
⑭この一連の動作を3回繰り返します。

佐々木先生のDVD教材


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