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【橋本典之】脳からストレスを消す方法

こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。

「緊張する」「あがる」「頭が真っ白になる」「パニックになる」など
思考が影響して脳は様々なストレスを受けることでしょう。

脳がストレスを受けると脳の視床下部に影響して下垂体や副腎からホルモンが分泌されて
心拍数の増加、血圧の上昇、食欲の低下などが生じるとされています。

人がストレスを受けると脳の前頭前野(前頭葉)に影響を及ぼす
最近の研究で分かってきたようです。
私も治療をしていて前頭葉に強く違和感を感じることが多く、
やはりその場合、クライアントさん自身が大きなストレスを抱えていることがあります。

この前頭葉は様々な状況においての意思決定や判断などをするところなので、
この前頭葉が正しく機能していないと正しい判断ができないというのも良く分かります。
さまざま問題を抱えているときに人は冷静に物事を理解したり、
判断することが難しくなるということでしょう。

考えるのが主である人間ですから、まったく考えないわけにはいきません。
目の前に問題があればあるほど、考えることは多くなり、
それによって脳はストレスでさらされていくことになるのです。

脳のストレスを消す方法ですが、溜まったストレスを抜いてしまう事が出来たら
一番良い方法なのですが、なかなか簡単にはいきません。

これを一度、視点を変えてみてみると、
脳がストレスによってエネルギー不足を起こしていると考えてみたらいかがでしょうか?
要するに「エネルギーの枯渇状態」と言う訳です。

だったらエネルギーを補給してあげたら良いという考えになりませんか?
では、どうやったら脳にエネルギーが供給できるのか?
それは「脳が喜ぶことをする」たったこれだけの事です。

洋服が好きな人なら、洋服を見に行って気に入ったものがあれば購入してみる、
又は食べるのが好きなら、おいしいスイーツを食べに行く。
映画が好きならネットフリックスで好きな映画を視聴する。ただこれだけの事です。

しかしこれは対症療法的な所があるので、一時的で長続きはしないと言えます。
私の推奨する方法は、「愛」の実践です。愛と言ってもLOVEではないですよ。
先ほど「脳が喜ぶことをする」と言いました。「愛」の実践と何が関係あるのだろうか?
そう思ったかもしれませんね。

私のいう「愛」の実践とは、自分がストレスで悩み苦しんでいる際に
「誰かに対して優しくする」という事です。
道に迷って困っている人がいたら進んで声をかけ教えてあげる。
又は電車に乗っていて年老いた人が入ってきたら席を譲ってあげる。

熱い中働いている交通整理の警備員さんに「ご苦労さん」と声を掛けるなど、
愛の実践はいろいろな場所にあるのです。
人に何かをしてあげて、相手が喜ぶことは何よりも代えがたい喜びだとは思いませんか?
自分がされるよりも、自らしてあげることで相手にその思いが伝わり、
そのエネルギーがまた帰ってくるのです。
このエネルギーの循環が人間には必要なのではないかと私は思っています。

悩みストレスで心に余裕のない時は、なおさら人の事なんて構っていることはできません。
しかし、これが益々ストレスをためて悪循環になって行くと感じています。
脳のエネルギーが常に満タンならば、
少しくらい嫌なことがあっても耐えられるのではないでしょうか。
だからこそ、常に思いやりの気持ちをもって過ごすことを
自分の身を守る為にも大切なことなのだと私は思うのです。

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