こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。
胃の調子が悪いと言って胃薬を飲んでも良くならないクライアントさんがいました。
検査でも胃の問題は感じられませんでしたが、
横隔膜と自律神経の不調が感じられたので、食道炎ではないか?と提案させていただき、
その施術をさせて頂きました。
結果、胃の問題は無くなり、
それと同時に様々な不快感も取れていき大変喜んでいただきました。
本人は胃の問題だと長年思い込んでいたので、
それ以外の選択肢は全く考えていなかった様子でしたが、
胃薬を飲んだ時点で、思うような効果が出なかったという事は、
胃にその原因は無く、他の場所に原因を見つける方が良かったようです。
胃と食道は繋がっている為に、同じような症状、
例えば、酸っぱい感じがする、胃の不快感、身体のだるさ・・などが起こります。
逆流性食道炎の原因は主にストレスと言われていますので、
自律神経の乱れが必ずあり、その結果、横隔膜の収縮が起き、
食道が上に引っ張られることで、酸っぱさが上がってくるという症状が起きるようです。
それと同時に、横隔膜の収縮は不定愁訴と言われる、
感覚的な症状を生む原因にもなるので、
治療家はしっかりと自律神経の乱れを整えないといけないと思います。
たとえ自律神経の乱れを一時的に整えたとしても、
その根本原因はその人の思考にあるはずです。
何をどのように受け取り、どう感じるのか・・・
そこが改善されない限り、一生、自律神経の乱れを改善することはできないばかりか、
他の病気にも移行していく可能性もあるという事がいえるはずです。
思考のコントロールが健康を守るためには最重要課題であると私は常々思っています。
そこがしっかりとコントロールできるという事は、
こころが平安、穏やかであり、愛があり優しさがあるという存在になることです。
様々な症状が出ている人は言いかえたら、その逆であるという事になります。
すべては自分自身が作り出したものであり、結果であるという事です。
薬で簡単に症状は改善されてくるのですが、それは一時的な効果でしかないので、
本来は薬に依存するのは良くないことなのだと思うのですが、
まさか自分の思考が症状を生んでいるとは思わない人がほとんどなのではないでしょうか?
自律神経の乱れと簡単に人は言いますが、それは大変奥深さがあり、
我々のような凡人が扱えるものではないと心の奥では思っています。
しかし、そこを扱わないで何が自然治癒力なのだ・・・という思いがあるので
治療家として生かさせていただいている以上は
そこにこだわっていく必要があると感じています。