先生、こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。
僕はすぐに「精神論」で語ろうとする癖がありますから、ここは分かりやすく方法を述べていきたいと思います。
でも少しくらいは精神論も許してください。
まず一つ目は、「瞑想」です。
堅苦しく考える必要はありません。
ただ目をつむって静かに自分自身と向き合えばよいのです。
そうするといかに自分の内側ではいろいろなことを考えているものだと感じる筈です。
何も考えようとしなくても次から次へと想いが生まれてきます。
でもそれを受け入れて数分間続けていると「静寂」が訪れます。
その感覚を感じることが重要です。
最初は自分自身の想念の多さにびっくりするかもしれませんが、続けることで次の「静けさ」を得ることができます。
このような経験はとても大切です。
二つ目は、「集中力と静けさ」です。
瞑想での「静寂」を体験することが「静けさ」を得るための方法だと考えてください。
「静か」だからこそ、不調を感じ取られるのです。
「静か」だからこそ集中力が生まれると考えてください。
自分の心がざわざわしていると、決して相手の波長を感じとることが難しくなってしまいます。
そして集中力は生まれません。
朝の湖面に静けさが訪れた時には、周りの景色が湖面に映ります。
クライアントのメッセ―ジが自分の心の湖面に反映されます。
メッセ―ジを受け取る準備を整えなければなりません。
三つ目は、フラットになる。
思考や自分自身の心など、すべてにおいてフラットになることは重要です。
我々も一人の人間です。
だから知らず知らずのうちに「自分」という視点で多くのものを見て聞いて様々なことを判断している場合が多いようです。
クライアントの「好き嫌い」とか、「こうでなければいけない」などの執着など、治療家である我々が「あるものに囚われた」視点でクライアントを見ていては正しい判断はできないと思っています。
そのような偏った視点では綺麗な湖面をつくることは難しいでしょう。
何物にも左右されないフラットな心は感じる力を高めてくれます。
四つ目は、「感じたものを信じる」です。
実は「信じる」と言うものが人間にとって一番難しいものだと思っています。
「自分を信じている」と口に出すのは簡単ですが、真にそのように思っている人は少ないはずです。
人の心には「疑う」という煩悩が必ず存在しますので、たとえ「信じる」と口に出して言っていたとしても、言った直後に「疑う」気持ちが自然に生まれてくるのです。
クライアントの治療をした後に、「全く心配していない」そうお仰る先生は立派なものです。
ほとんどの先生は治療の後に心配で考えてしまい、次回にクライアントが訪れるまで不安に過ごし、眠れぬ夜を過ごす方もおられるのではないでしょうか?
それが普通だと思いますよ。
自分がやったことに対して相当な自信がない限り、不安は必ず出てくるものです。
それが「疑う」という気持ちです。
当たり前なのですよ。
でもヒーリングにおいてその気持ちを持つという事は、媒体としての質が落ちるという事です。
なるべく持たない方が良いのです。
僕は単純なので、「心配しても治る訳ではない」と考えるので、普通の人よりは「疑う」気持ちは出ないようになっています。
「感じたものを信じる」これがスタートになりますから、最初のボタンを掛け間違えないようにしたいものです。
以上ですが、何となく精神論ぽくなってしまいましたが許してください。
ソーラ・ヒーリングアソシエーション
橋本 典之