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呼吸を改善させる整体~杉本錬堂先生の天城流湯治法『天息法』とは

呼吸を改善させる整体~杉本錬堂先生の天城流湯治法『天息法』とは

呼吸が浅いと不調になりやすい…。
施術家の先生であれば、検査や施術の際に呼吸の浅さに気付き、呼吸を改善すれば不調が改善できるのではないかと感じることも多いのではないでしょうか。

特に近年、呼吸の質が悪い、つまり浅い呼吸の人が増えていると言います。
ただ、一般的にみられる呼吸法では、根本的な呼吸の改善を図ることは難しいでしょう。

呼吸を改善するには、身体を整えて鼻呼吸をしやすい状態にする必要があるのです。

ここでは、天城流湯治法の創始者である杉本錬堂先生が伝える呼吸に対する整体『天息法』についてご紹介していきましょう。

浅い呼吸が不調の原因に!

呼吸の状態のことを「呼吸の質」と呼んでおり、呼吸が浅い場合であれば、「呼吸の質が悪い」と呼ばれます。

なぜ呼吸が浅いと質が悪いのかというと、酸素を取り込み二酸化炭素を排出するという私たちの身体に不可欠な動作ができていないからです。

食べ物から栄養を摂るように、私たちは正しい呼吸によって十分な酸素を取り込まないと、心身の機能に大きな影響を及ぼします。
ただ、呼吸は無意識の間に行っているものですから、正しい呼吸ができていないことも多いのです。

深い呼吸と浅い呼吸を比較した場合、吸い込む空気の量は半分以下となり、肺に取り込む酸素の量は1/3以下になってしまうことが分かっています。

取り込んだ酸素は肺から肺胞、そして毛細血管に取り込まれ、全身の細胞に送り届けられていきます。
もし、酸素の量が必要量の1/3以下になってしまったのであれば、さまざまな機能が低下してしまい、倦怠感や頭痛、肩こり、ストレス症状などを引き起こす原因になると言われています。

質の悪い呼吸を整体で改善する?

ちまたにはたくさん「呼吸法」を教えるセミナーや講座があります。
それらで教えていることは、呼吸のための姿勢、吐くことを意識した呼吸など、腹式呼吸によってゆったりと深い呼吸ができるように目指していきます。

これは、自律神経の働きに注目した呼吸法であり、リラックスすることによって副交感神経を優位にし、ゆっくりと深い呼吸に変えていくというものです。
意識して呼吸をコントロールすることによって自律神経の働きを活発化させ、呼吸を改善させていくのです。

ただ、呼吸法だけでは骨格に歪みが生じている場合や、呼吸に活用する筋肉が緊張している場合には、しっかりと深く呼吸をすることができません。
そのため、単なる呼吸法だけではなく、身体を緩めながら呼吸しやすい状態に改善させる必要があるのです。

杉本錬堂先生が考える呼吸改善のための整体法とは

杉本錬堂先生は「きる・はがす」といった独自に開発した天城流湯治法によって、一般の方への施術だけではなく、医師や施術家からも注目されており、世界中でセミナーを開催しています。

杉本先生は「呼吸法の先生でも本当の呼吸ができていない」と言います。
上記でもお伝えした通り、筋肉が緊張しているなどによって、深い呼吸をすることができないからです。

呼吸を深くするためには、

 鼻の通りを良くする
 肺を拡張させる
 お腹や背中にまで呼吸が入るように改善させる

といった調整が必要であると考えられています。

杉本先生が独自に開発した『天息法』では、身体を緩ませることによって、今よりも3倍、呼吸を深くすることができるようになります。

呼吸を取り戻すことによって、身体にも良い変化を与えることができるのです。

杉本錬堂先生の呼吸を改善させる整体『天息法』とは

『天息法』とは呼吸を改善させる施術法であり、杉本先生が独自に開発した天城流湯治法によるテクニックの一つとなります。
今まで天城流湯治法協会の会員だけにしか公開してこなかった秘儀として注目されているものになります。

『天息法』の実践5項目として掲げられているものは次の通りです。

鼻呼吸をしやすくする
肺を楽に拡張させる
お腹を柔らかくして呼吸をお腹まで入るようにする
背中側に呼吸を入れる
手の金星丘をほぐして肺の奥まで呼吸が入るようにする

この5項目を実践することによって深い呼吸に改善させることができます。

手技のテクニックは20種類であり、天城流湯治法の独特な手技である「きる・はがす」といった特徴あるもので、即効性のある、しかも安全な施術法であると言われています。
施術自体はシンプルであるために医師や施術家の先生だけではなく、異業種や学生、主婦などにも幅広く学ばれており、しかもセルフケアによって自分で症状を改善させることもできるのです。

施術家の先生が呼吸整体『天息法』を身につけるメリット

浅い質の悪い呼吸は、それだけで不調を生み出す原因になります。

『天息法』によって身体を緩め、正しい呼吸がラクにできるようになると、不調を整えることができるのです。

呼吸法を教える先生ですらできていない正しい呼吸法が、手技療法によって指導できることは施術家の先生であれば大きなメリットとなるのではないでしょうか。
また、セルフケアも指導できるようになりますので、患者さんの満足度を高めることができ、近隣の施術院との差別化を図ることもできるでしょう。

上記でお伝えした、天息法5項目と20種類の理論は学ぶ価値の高い施術法であることは間違いありません。

杉本錬堂先生の呼吸整体『天息法』を効率よく学ぶには

杉本先生の呼吸整体『天息法』を学ぶには先生が開催されているセミナーを受講することをおすすめします。

またセミナー受講するのであれば、DVD教材である『天城流医学大全集 <症状別頸部編>×天城流湯治法<天息法>』を視聴するといいでしょう。

かなり丁寧に解説されており、理論や手技の方法まで視聴するだけで身につけることができます。

杉本先生と一緒に実践できる内容となっていますので、映像を視聴しながら自身も実践することによって即習得できるのです。

天城流湯治法は世界中に広がりをみせ、国内だけではなくアメリカやヨーロッパをはじめ1,600人の指導者が誕生しています。
医療分野においても多くの医師が臨床現場で成果をあげていることが知られています。
WEBセミナーでも受講者は14,000人を超え、視聴回数は42,000回以上となっています。

そのような価値の高いセミナーで、ぜひ『天息法』を身につけてください。