足の手技

【北村剛史】腎の経絡を施術に取り入れる方法

先生、こんにちは。
調圧法の北村です!

今回は前回に引き続き、経絡を施術に取り入れてみようということで、前回は「肝」という経絡を使っての施術のサポートについてお話しましたが、今回は「腎」についてです。

腎はどのような経絡かといいますと、足の裏(湧泉)からスタートし、踵の内側、ふくらはぎの内側、膝の裏辺り、腿の真横を通って鼠径部をあがり、最後に鎖骨の内側(兪府)で止まるという流れです。

このように腎の経絡というのは身体の前側を通るラインですが、実際の施術で使うと私の経験では背面の同じ部位にも反応が出ます。
あとは鎖骨で止まるツボではありますが、実際は頭の中心部分、盆の窪の脇にまで反応がでます。

腎の経絡はざっくり言うと身体の中心部にある流れだと思ってください。

腎の経絡の流れが悪くなると、O脚、お腹が縮む(背中が丸くなる)といった症状がでます。
高齢の方の姿勢や歩き方を想像してもらうとイメージしやすいかと思います。

つまり、腎の経絡の流れが悪くなると老化のような現象が起こります。
東洋医学的にいうと、老化現象=腎が弱っていると考えられます。

施術で今回の知識を使っていただくと、より施術の幅が広がったり楽に施術ができたり、患者さんの負担にもなりませんので、是非使ってみてください。

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