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【橋本典之】自律神経

こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。

このメルマガが皆さんのところへ届くころは、
もしかしたら梅雨が終わったころかと思います。
この梅雨の時期に体調を崩される方が非常に多いのは皆さんも感じていることと思います。

やはり梅雨の湿気、低気圧の接近など
身体の不調の原因である自律神経への影響はかなり大きいと思います。
普通の肩こりから腰痛膝など四肢の問題をはじめ、
内臓の機能障害、またはめまいふらつき・・・数え上げたらキリがありませんが、
人間の身体は自律神経によってコントロールされていますので、
すべての疾患についてまわるものだと思います。

自律神経は交感神経と副交感神経があるように、
興奮とリラックスの対称性がそこにあります。
交感神経の過剰での身体に現れる症状は多くの方は認識していますが、
副交感神経が過剰になっても身体には様々な影響が現れることが知られています。

例えば活動力が低下したり、泌尿器系のトラブルが起きたりしてきます。
この自律神経の両極端に偏った状態が身体に多くの病気を生むことになるのです。
好きか嫌いか、悲しいや嬉しい、楽か苦しい、白か黒か、プラスかマイナスか、北か南か、この世の全ては対称性があり、
言いかえるとそれは自然の摂理のようなものです。お釈迦さんは中道を説いています。

この極端にいることが問題なんだと、
どちらにも偏らない中道を目指せ、と言っています。
人間の身体で言うと自律神経の乱れる原因は、例えば
「仕事が楽か辛いか」
「人間関係が楽か辛いか」
「お金のことで楽か苦しいか」
「人生において楽か苦しいか」という対照的なもので
どちらかに偏ることによって自律神経の乱れが生じてくると思います。

自律神経が自然の摂理だという考え方が元ですと、
自律神経の乱れを正せば身体の不調も改善されることが言えるのです。
その為には先ほど挙げた生き方の偏りを改善することが、
身体を治す事よりも最優先に行われるべきだと私は思うのです。

しかし、多くの人にそのような事を言っても
「私には関係ない」「私には非はない」と自分の事なのに、
自分となかなか向き合う事をしません。
なので人間関係にしろ、職場にしろ、何でも現状のままで、
良い方向へ改善されることはなく、
いつまでも人との関わりや職場などの環境も一行に良くなることはないのです。

それなのに、症状だけ何とかして欲しいと懇願する、
傲慢な人が多くいる訳です。譬え症状が回復したとしても、
その症状を作っているのは自分自身であるので
いずれまた同じような症状になる事は目に見えています。

お釈迦さまが言った「どちらにも偏らない生き方思考」
両極端に偏る思考というものが苦しみを作ると言われていますので、
いかにバランスの取れた思考や生き方をするかがカギになるように思われます。
自律神経は交感神経に偏っても、副交感神経に偏ってもいけません。
ちょうど中間にいることが一番健康なのだと感じています。

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