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【佐々木繁光】膝に関するその他の操法の解説

先生、こんにちは。
佐々木マニピュレーションドットコムの佐々木 繁光です!

佐々木マニピュレーション法セミナーDVD<四肢編>
※現在DVDの生産は終了しオンライン動画での販売となります。
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「膝に関するその他の操法の解説」
この「膝に関するその他の操法」というのは
宮本先生から伝えていただいたものです。
実際の話、操体法の「橋本先生」が昔行っていた
「膝の操体法」を簡単にしたものです。

「検査法」
問診で様々な症状を聞き、膝の可動域をチェックしてください。
経験上膝の具合の悪い方は左右の動きを行うので
「頸椎一番」に歪みが生じます。
ですから「ターグル・リコイル・テクニック」を
行う必要が出てくるかもしれませんので
「頸椎症候群」の検査も必要になってきます。
又、「新・一瞬整体」の検査法も行えば
患者さんがどのように変化したかが確認できます。

新・一瞬整体
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「操作法」
例として左膝の操作法を説明いたします。

  1. まずは患者さんに仰向けになっていただきます。
  2. 術者は患者さんの両膝60°位に曲げてもらい
    両足を少し開き両足をつけた状態にします
    (離して操作すると腰に効きます)
  3. 術者は②の状態で患者さんの膝の前に位置して
    左手で両膝を把握し、
    右手で患者さんの左足首を上にあげて
    患者さんにその状態をキープしてもらいます。
    術者は上げてもらった左足首に軽く抵抗を加えて
    3秒後くらいにスパっと患者さんに瞬間脱力をしてもらいます。
    この一連の動作を3回繰り返します。
  4. 次に患者さんに両膝を伸ばした状態になっていただき
    術者は両手で患者さんの左膝を把握します。
    把握の仕方ですが親指以外の4指は
    患者さんの左膝裏に重ねるように把握して、
    膝蓋骨の周りを術者の両母指の外側で把握するようにします。
  5. 術者は患者さんに左膝を少し曲げようとしていただき、
    その動作に対して術者は少し抵抗を加えます。
    そして3秒後くらいにスパっと
    患者さんに瞬間脱力をしてもらいます。
    この一連の動作を3回繰り返します。
  6. 今度は患者さんにうつ伏せになってもらいます。
  7. 術者は患者さんの左足の指を背屈してもらい
    患者さんの左膝を少し曲げてもらった状態で
    術者は患者さんの背屈した左指を術者の右膝に乗せます。
  8. 次に術者は患者さんの左膝を伸ばしてもらい
    3秒後くらいにスパっと患者さんに
    瞬間脱力をしてもらいます。
    この一連の動作を3回繰り返します。
    (落ちる患者さんの左膝のあたりにクッションを置いてあげてください)
  9. 次に術者は術者の左手で患者さんの左膝を把握しながら
    術者は右手で患者さんの左足の甲を
    支えるように把握します。
  10. 次に術者はこの状態で患者さんに
    膝を伸ばしていただき3秒後くらいにスパっと
    患者さんに瞬間脱力をしてもらいます。
    この一連の動作を3回繰り返します。

同じことを右足も行います。

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