イチオシ!

治療家のライフプランとリスクヘッジ3

昨年の12月からシリーズ!?(笑)になっている「治療家のライフプランとリスクヘッジ」についてお話をしたいと思います。
反響がなかなかありましたので今号も続けたいと思います(^^)

シリーズ1からみたい方はこちらからどうぞ!(事前に読まれたほうが今号も理解しやすいです)

治療家のライフプランとリスクヘッジ今日のテーマですが横文字がならんでいますがなんとな~くわかっていただけると思います。 もうちょっと補足して意味をお伝えすると、「治療家...
治療家のライフプランとリスクヘッジ2先月に引き続き「治療家のライフプランとリスクヘッジ」についてお話をしたいと思います。 前号の記事をみていない方はこちらから読んで下...

さて、前号、前々号をお読みになられた先生ならば65歳までの目標資産(お持ちのお金)と現在の資産状況は把握できていると思います。
前号でもお伝えしましたがすでにこの2つがわかっていれば今から何をしなければいけないかがうっすらでもわかるはずです。

まずはそれらに取り組んでいただければと思うのですが、今号は治療家のお金のリスクヘッジについてお話をしたいと思います。

まずリスクヘッジを語る前に大前提として、将来は何があるかはわからないということを認識するところからが始まりだと思います。
一番身近な例として今回のコロナ禍ですが誰が予想できたでしょうか。

将来何が起こるかわからないということは誰にとっても公平でありタイムマシンにでも乗らないとわからないことだと思います。

であるならば、起こりうるリスクに対してできるだけのヘッジをしておかなくてはいけないと思うのです。

今回のシリーズ最初のメルマガでもお伝えしましたが、治療家という職業は身体一つ、腕一本で家族を支えています。
さらに言うと治療家を続ければ続けるほど年齢を積み重ねていけばこのリスクの度合いがどんどん増していくわけです。

その上で私はあらためて思うのです・・・、
自分の治療家の引退時期を決めていない死ぬまで治療家を続けるという選択は実は怖いなって・・・。

ずっとお仕事を続けることは社会的にはとても立派なことかと思いますし素晴らしいとは思います。
でも、仮に死ぬまで治療家を続けるからってその死ぬまでの間の施術収入を老後資産に組み入れて計算するのはよくないと思います。

高齢者雇用安定法という法律が施行されこれからどんどんご高齢の方でも働くことが推奨される時代にはなりましたが、その間の収入は確かに確保されるかもしれませんがそれは体に何も問題がないという仮定のお話です。

この治療家のライフプランとリスクヘッジのシリーズの最初のメルマガでもお伝えしましたが私の知り合いの整体の先生が急に病に冒されました。
ずっと今までと同じように治療していくという前提がもろくも崩れ去る時ってあると思うのです。

『なので治療家のリスクヘッジは必要なのです』

もう少し具体的な話をしたいので先にこのライフプランシミレーションのページにアクセスしてもらえないでしょうか。
↓↓

https://www.zenginkyo.or.jp/special/lps/

見られました・・・?
ページから戻ってこられたと思いますのでページをみていただきながらという前提でお話させていただくと、これはライフプランのシミュレーションができるものなのですが、できましたらページ内の「くわしくシミュレーション」で一度シミュレーションをしてみてほしいのです。

5分くらいで記入ができると思いますので是非やってみてください・・・結構リアルです(^^)

そして、シミュレーションスタートボタンを押すとシミュレーション結果がでると思います。
私も同じようにやってみたのですが、面白いことに気づいたんです。

その部分とはシミュレーションのグラフのオレンジ色の線の「収入」のグラフですが、どんなパターンの入力をしても60歳の時に「ドカン!」と収入が跳ね上がるようになっています。

そう・・・このシミュレーションですが、「60歳に退職金が入る」という前提のシミュレーションなんです。
つまりはサラリーマンさんや公務員さんでずっと勤務し続けられた方が対象のシミュレーションということです。

だったらなぜこのシミュレーションを紹介したのか?ってなりますよね(苦笑)

私たち治療家にはあまり意味がないじゃない・・・って思われたと思います(笑)

はい、確かにシミュレーション自体は参考になりませんが、この60歳で「退職金」がもらえるという意味合いを重要視してほしいと思うのです。

他のサラリーマンの方にはあるけど、自営業の治療家にはない・・・『これはリスクであることは間違いないのです』

つまり60歳以上で万が一体の問題や病気にかかった時に退職金などもリスクヘッジで使えないということです。

そしてなおかつもし治療さえできないような状態になってしまったら毎日の収入さえなくなり路頭に迷ってしまうわけです。

だから今のうちに治療家の先生はこの一般的なサラリーマンや公務員さんにある60歳の退職金収入を、今からしっかりつくってリスクヘッジしておくというのが大事であるということです。

方法はいろいろあります・・・。

確定申告時に所得から控除ができるので先生もよくご存知かと思いますが小規模企業共済は有名ですよね。
他に保険や積立投資なども非常に有効な手立てだと思います。

とにもかくにも今回のシミレーションはそういう部分でも非常に気づきが多いものなので無料で何度もできますから是非いろいろいじってシミレーションしてみてくださいませ。

それと、前号のメルマガでご紹介させていただいた現状の資産の棚卸しと65歳の目標設定は定期的に見直しすることをオススメします。

さて治療家のライフプランとリスクヘッジについてですがここでいったんおしまいにしたいと思います。

他にもリスクヘッジができる投資のことなどもお話したいことがありますがこれはまた反響があって準備ができたらお伝えさせていただければと思います。